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公開日 2025.11.25 更新日 2025.11.25

ひげ脱毛で後悔する6つの理由と失敗を回避するためのポイントを紹介

ひげ脱毛を検討する際、「後悔する」「やめたほうがよい」といった声を目にし、一歩を踏み出せずにいませんか?
毎日のひげ剃りの手間や、カミソリ負けによる肌荒れを解消したい一方で、痛みや費用、効果に関する不安は尽きないものです。

本記事では、ひげ脱毛で後悔しがちな6つの具体的な理由を深掘りします。
後悔しないために知っておくべきメリットや、失敗を回避するための4つのポイントも解説しているので、納得のいく決断をするためにお役立てください。

ひげ脱毛で後悔する人がいるのはなぜ?よくある理由6つ

ひげ脱毛で後悔するケースには、いくつかの共通したパターンがあります。

具体的には、以下のような理由があげられます。

  • 期待した効果が得られなかった(特に白髪ひげに注意)
  • 施術時の痛みが想像以上だった
  • 予想以上に費用と時間がかかった
  • 赤みや肌荒れなどの肌トラブルが起きた
  • ツルツルにしすぎてしまい不自然になった
  • 将来ひげを生やしたくなった

それぞれ見ていきましょう。

期待した効果が得られなかった(特に白髪ひげに注意)

「10回通っても効果がない」など、期待した脱毛効果が得られず後悔するケースがあります。

おもな原因は、毛質(特にひげの濃さ)や、毛周期(毛が生え変わるサイクル)に合わせた通院ができていないことです。
特に注意が必要なのが「白髪」です。
脱毛レーザーは毛の黒い色素(メラニン)に反応するため、白髪になってしまうとレーザーが効かず、脱毛効果が得られません。

「いつかやろう」と先延ばしにしていると白髪が増え、「脱毛したかったのに手遅れだ」という後悔につながるため、早めの決断が求められます。

施術時の痛みが想像以上だった

ひげ脱毛は、ほかの部位に比べて痛みが強い傾向があり、「想像以上に痛くて断念した」という後悔も少なくありません。

ひげは体毛の中でも特に太く、密度も高いため、レーザーが強く反応しやすいからです。
痛みの感じ方には個人差が大きいため、「我慢できるだろう」と安易に考えていると、継続が難しくなることがあります。

痛みが不安で出力を下げすぎると、十分な脱毛効果が得られない原因にもなります。
不安な場合は我慢せず、麻酔を使用できる医療機関を選ぶことが、後悔を避けるために大切です。

予想以上に費用と時間がかかった

当初の見積もりよりも、総額費用や通院期間が大幅にかさんでしまい、後悔するケースです。

これは、提示されたプラン料金以外に、麻酔代やシェービング代、肌トラブル時の薬代などの追加費用が発生することが原因です。
また、ひげが濃い場合、契約回数内で終わらず追加照射が必要になることもあります。

たとえば、エステ脱毛は1回あたりの料金が安価に見えがちです。

しかし、効果が弱いため医療脱毛の何倍もの回数(例:15回~30回以上)が必要になり、長期間通わなければなりません。
目先の安さだけでなく、完了までの総額と期間で判断することが失敗しないコツです。

赤みや肌荒れなどの肌トラブルが起きた

脱毛施術が原因で、やけどや毛嚢炎(もうのうえん)といった肌トラブルが起こり、後悔することがあります。

レーザー脱毛は熱で毛根を破壊する仕組みのため、肌に軽い炎症(やけど)が起きている状態です。
また、施術後に毛穴から細菌が入ると、ニキビのような赤いブツブツ(毛嚢炎)ができることもあります。

アフターケアを怠ると、色素沈着(シミ)として残る可能性もあるため注意が必要です。
このようなリスクはゼロではありませんが、医師が常駐する医療機関であれば、万が一の際も迅速に適切な処置(薬の処方など)を受けられます。

ツルツルにしすぎてしまい不自然になった

脱毛完了直後は満足していても、数年後に「ツルツルにしすぎた」と後悔する場合があります。

医療脱毛は、一度破壊した毛根から毛が再生することはほぼありません。
この不可逆性を理解していないと、後悔につながります。
年齢を重ねて好みが変わったり、ファッションとしてひげが似合うようになったりした際に、「少し残しておけばよかった」と感じるからです。

そのため、完全にツルツルにするのか、あごひげだけ残すといった「デザイン脱毛」にするのか、将来のライフスタイルも見据えて慎重に決める必要があります。

将来ひげを生やしたくなった

脱毛完了後にライフスタイルや心境が変化し、再びひげを生やしたくなり後悔するパターンです。

たとえば、ファッションの好みが変わったり、役作りのためにひげが必要になったりする可能性もゼロではありません。

ひげ脱毛、特に医療脱毛は永久脱毛の効果が期待できるため、一度施術を完了すると、元のようには生えてこなくなります。

将来、少しでもひげを生やす可能性があるのなら、すべてのひげをなくすのではなく、デザイン脱毛で形を整える程度に留めておくのがよいでしょう。

後悔だけではない!ひげ脱毛のメリット3つ

ひげ脱毛には後悔する可能性がある一方で、それを上回る大きなメリットが存在します。

具体的には、以下の3点があげられます。

  • 毎日のひげ剃りから解放される
  • カミソリ負けなどの肌トラブルが減る
  • 清潔感がアップし好印象を与える

詳しく見ていきましょう。

毎日のひげ剃りから解放される

ひげ脱毛の最大のメリットは、毎日の面倒なひげ剃りから解放されることです。

成人男性がひげ剃りにかける時間は、1日あたり5分から10分程度といわれています。

これを生涯に換算すると、膨大な時間になります。

ひげ脱毛をすれば毎朝の忙しい時間から解放され、心にも余裕が生まれます。

ひげ剃りの手間をなくしたいと考えている方にとって、脱毛は有効な手段です。

カミソリ負けなどの肌トラブルが減る

ひげ剃りの頻度が減る、もしくは不要になることで、カミソリ負けによる肌荒れが劇的に改善します。

毎日のひげ剃りは、カミソリの刃で肌表面を削り取る行為であり、肌に「摩擦」と「炎症」を与え続けています。
これが、赤みやブツブツ、ニキビといった肌トラブルの根本的な原因です。
また、この日々の「炎症」こそが、シミ(炎症性色素沈着)の大きな原因の1つでもあります。

ひげ脱毛は、ひげ剃りという肌ダメージの原因を断つことにつながるため、シミや肌荒れに悩む方にとって、根本的な肌質改善策にもなり得ます。

清潔感がアップし好印象を与える

ひげ脱毛によって、青ひげや剃り残しがなくなることで、顔全体の印象が明るくなり、清潔感が格段に向上します。

青ひげは、皮膚の下にある毛根が透けて見えることで発生します。
脱毛によって毛根自体がなくなれば、青ひげの悩みは根本から解消されるでしょう。
夕方になるとひげが目立ってきたり、剃り残しを指摘されたりする心配がなくなります。

ひげのコンプレックスが解消されることで、自分に自信が持てるようになるという点も、大きなメリットです。

ひげ脱毛で後悔しないためのポイント4つ

「後悔する理由」を回避し、メリットを最大限に享受するためには、施術を受ける前に押さえておくべきポイントがあります。

失敗しないクリニック選びと準備のために、以下4つを紹介します。

  • 痛みを軽減できるクリニックを選ぶ
  • 総額費用と追加料金の有無を確認する
  • 仕上がりのゴール(デザイン)と脱毛方法を明確にする
  • アフターフォローが充実しているかどうかで選ぶ

それぞれ見ていきましょう

痛みを軽減できるクリニックを選ぶ

「痛くて断念した」という後悔を避けるため、痛み対策が充実している医療機関を選ぶことが不可欠です。

ひげ脱毛の痛みは避けられませんが、医療機関(クリニック)であれば、医療行為として麻酔を使用することが許可されています。

エステサロンでは麻酔の使用はできません。
カウンセリングの時点でどのような麻酔オプションがあるのか、プラン料金に含まれているのか別途有料なのかを、確認しておきましょう。

総額費用と追加料金の有無を確認する

「予想外の費用がかかった」という後悔をしないために、契約前に総額費用を必ず確認してください。

提示されたコース料金が安く見えても、実際には追加料金が設定されているケースが多々あります。
確認すべき項目として、以下があげられます。

  • 麻酔代
  • シェービング代(剃り残し対応)
  • 予約キャンセル料
  • 肌トラブル時の診察料や薬代

これらがすべて無料、あるいは料金に含まれているかを確認することが重要です。

仕上がりのゴール(デザイン)と脱毛方法を明確にする

「ツルツルにしすぎた」「将来ひげを生やせない」というデザイン面での後悔を避けるため、仕上がりのゴールを明確にしましょう。

すべてなくす「ツルツル」を目指すのか、あごひげや鼻下は残す「デザイン脱毛」にするのかを決め、医師やカウンセラーに具体的に伝えます。

確実な効果とデザインの調整を望むなら、医療機関での「医療レーザー脱毛」か、白髪にも対応できる「ニードル脱毛」を選ぶ必要があります。

アフターフォローが充実しているかどうかで選ぶ

万が一の肌トラブルに備え、アフターフォロー体制が整った医療機関を選ぶことが安心につながります。

脱毛には、やけどや毛嚢炎、色素沈着といったリスクが伴います。
医療機関(クリニック)であれば、医師が常駐しているため、肌トラブルが発生した際に迅速な診察と、炎症を抑える薬の処方などを行ってくれる場合が多いです。

エステサロンでは医療行為ができないため、提携クリニックへの紹介となり、対応が遅れがちです。

まとめ:ひげ脱毛の後悔は正しい知識と準備で回避できる

ひげ脱毛の後悔は、正しい知識と準備、そしてご自身の目的に合った場所選びで回避できます。
痛みや費用、デザインの失敗を避けるためには、信頼できる医療機関で相談することが第一歩です。

SK CLINICは、短期間・低コストでの完了を目指す、ひげ脱毛専門のクリニックです。
最新の医療用脱毛機と経験豊富な看護師の技術により、効果の高い施術を提供しています。
脱毛完了まで追加料金ゼロの無期限プランや、万が一の肌トラブルに対する医師の無償フォローアップも充実しています。
夜20時まで営業しており、恵比寿駅から徒歩3分と通いやすい点も特徴です。

ひげ脱毛に特化しているため、予約も取りやすくなっています。
ご不明な点は、お電話やお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

中山 紗江

美容皮膚科、SK CLINIC院長
日本医学脱毛学会 医師会員

《プロフィール》

琉球大学医学部医学科卒業後、横浜市立大学附属病院勤務を経て、社会福祉法人で産業医および老健施設の施設長を兼務。
銀座の美容皮膚科クリニックの院長を経て、恵比寿にヒゲ脱毛、シミ取り等レーザー治療に特化した美容皮膚科SK CLINICを開設。現在SK CLINIC院長。

《経歴》

2012年 琉球大学医学部医学科学士編入学
2017年 琉球大学医学部医学科卒業
2017年 大和市立病院勤務
2018年 横浜市立大学附属病院勤務
2019年 銀座の美容皮膚科クリニック勤務
社会福祉法人 嘱託産業医勤務
老健施設 施設長兼務
2021年 SK CLINIC院長就任