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公開日 2025.11.25 更新日 2025.11.25

髭脱毛は何回で終わる?効果が出るまでの回数や終わらない理由を解説

毎朝の髭剃りが面倒で、夕方になると目立つ青髭に悩んでいませんか?
髭脱毛を考えても、何回通えば効果が出るのか、ツルツルになるまでどれくらいかかるのか、疑問に思う方も多いでしょう。

本記事では、髭脱毛で効果を実感できる回数の目安を、目指すゴール別に解説します。
ぜひ参考にしていただき、ご自身に合った脱毛計画を立ててください。

髭脱毛は何回で終わる?効果を実感できる回数の目安

髭脱毛を始める際、多くの方が「何回で終わるのか」を気にされます。

ここでは、目指すゴール別に効果を実感できる回数の目安を、3つの段階に分けて解説します。

目標 回数の目安(医療脱毛)
自己処理が楽になる 5~6回
青髭が解消される 8~10回
ツルツルになる 10回以上

それぞれ見ていきましょう。

自己処理が楽になる回数

毎日の髭剃りを楽にしたい、処理の頻度を減らしたいという方の場合、医療脱毛で5~6回程度の施術が目安です。
この回数を重ねると、毛全体の密度が減り、生えてくる毛も細く柔らかくなるのを実感できるでしょう。

たとえば、毎朝シェーバーで剃っていたのが、2〜3日に1回、あるいは週に1〜2回程度で済むようになります。
完全に髭がなくなるわけではありませんが、髭剃りにかかる時間が大幅に短縮され、朝の準備が楽になります。

まずは自己処理の負担を減らしたいという方は、5回程度のコースを基準に検討するのがおすすめです。

青髭が解消される回数

夕方になると目立つ「青髭」を解消したい場合は、医療脱毛で8~10回程度の施術が目安となります。

青髭は、皮膚の下にある毛根が透けて見えることが原因の1つです。
脱毛を続けて毛が細くなり、毛穴の中の毛が少なくなると、肌のトーンが明るくなり青髭が目立たなくなります。
8~10回程度の施術を終えると、多くの人が髭剃りの頻度がほぼ不要になるレベルに達します。

産毛が残ることはあっても、見た目がスッキリし、清潔感が向上するのを強く実感できるでしょう。
自己処理の手間をほぼなくし、青髭の悩みから解放されたい方は、10回程度の施術をゴールに設定することをおすすめします。

ツルツルになる回数

1本も残さず「ツルツル」の状態を目指す場合、医療脱毛で10~15回、人によってはそれ以上の施術が必要になることがあります。
髭はほかの体毛に比べて毛が太く、密度も高いため、完全になくすには根気強く施術を重ねなければなりません。
とくに髭が濃い方の場合、ツルツルを目指すには15~20回近い回数がかかるケースも。

この段階になると毛穴も引き締まり、滑らかな肌質に変わっていきます。
将来的に髭を生やす予定がなく、徹底的に無毛の状態にしたい方は、15回以上の回数が必要になる可能性を考慮して計画を立てましょう。

【脱毛方法別】髭脱毛の回数の違い

髭脱毛といっても施術方法には種類があり、それぞれ効果や完了までに必要な回数が大きく異なります。
脱毛は大きく分けて、以下の3種類です。

脱毛方法 自己処理が楽になる回数 ツルツルになる回数
医療レーザー脱毛 5~6回 10~15回
美容脱毛(光脱毛) 約10回 20回以上
ニードル脱毛 5~8回 5~8回

それぞれの特徴と、回数の目安について解説します。

医療レーザー脱毛の場合

クリニックなどの医療機関でのみ受けられる施術です。
高出力のレーザーを使用し、毛の成長を司る発毛組織(毛乳頭や毛母細胞)を破壊します。

発毛組織を破壊する行為は医療行為にあたり、根本的に毛を再生させない「永久脱毛」の効果が期待できます。
少ない回数で高い効果を実感しやすい点が特徴です。
自己処理が楽になるまで5〜6回、ツルツルを目指す場合でも10〜15回程度が目安となります。

痛みを伴う場合がありますが、医療機関のため麻酔クリームなどを使用できるのがメリットです。
短期間で確実に効果を出したい方に向いています。

美容脱毛(光脱毛)の場合

脱毛サロンやエステサロンで提供される方法です。
医療脱毛より出力の弱い光を使用し、発毛組織にダメージを与えて毛の成長を抑制します。
そのため、永久脱毛の効果は得られず、通うのをやめると再び毛が生えてくる可能性があります。

医療脱毛に比べて痛みが少ない傾向にありますが、効果を実感するまでに多くの回数が必要です。
自己処理が楽になるまでに約10回、ツルツルに近い状態を目指すには20回以上の施術が必要となるケースもあります。
永久的な効果よりも、一時的に薄くしたい方や、痛みを最小限に抑えたい方に適しています。

ニードル脱毛の場合

毛穴の一つひとつに細い針(ニードル)を挿入し、電気を流して発毛組織を直接破壊する方法です。

医療レーザー脱毛や光脱毛が毛の黒い色(メラニン)に反応するのに対し、ニードル脱毛は毛の色に関係なく処理できます。
そのため、レーザーでは反応しにくい白髪や金髪、色の薄い産毛にも対応可能です。
処理した毛はその場で抜け、永久脱毛の効果も高いのが特徴です。
医療レーザー脱毛と同様に、5~8回と比較的少ない回数で脱毛効果が期待できます。

しかし、1本ずつ処理するため施術時間が長くかかり、費用も高額になる傾向で、施術中は強い痛みを伴います。
白髪が混じっている方や、デザイン脱毛で数本単位の調整をしたい方に適した方法です。

髭脱毛は10回でも効果なし?回数を重ねても終わらない理由

医療脱毛で10回も施術を受けたのに、期待したほど効果が出ない、終わらないと感じる方もいるかもしれません。

ここでは、髭脱毛の回数を重ねても終わらないおもな理由を4つ解説します。

  • 毛周期に合わせていない
  • 照射出力が弱い
  • 毛抜きで自己処理している
  • 日焼けしている

詳しく見ていきましょう。

毛周期に合わせていない

脱毛効果が低い原因として、毛周期(もうしゅうき)に合わせた施術ができていない可能性があります。
医療レーザーや光脱毛は、毛のメラニン色素に反応するため、毛が活発に成長している「成長期」の毛にしか効果がありません。

髭の毛周期は個人差がありますが、約1〜2ヶ月のサイクルで訪れることが多いです。
早く終わらせたいからと間隔を詰めすぎ、反対に予約が取れずに間隔が空きすぎると、成長期の毛にうまく照射できず、脱毛効果が低下します。

クリニックが推奨する適切な間隔を守って通院することが、結果的に最短で終わらせる近道です。

照射出力が弱い

照射出力が弱すぎる場合も、十分な脱毛効果が得られません。
医療脱毛は、発毛組織を破壊できるだけの熱エネルギーを与える必要があります。

出力を弱めてもらったり、肌トラブルを避けるためにクリニック側が意図的に出力を下げていたりすると、毛根に十分なダメージを与えられません。
とくに、回数を重ねて毛が細く(産毛に近く)なると、レーザーが反応しにくくなるため、より高い出力が必要になる場合があります。

痛みが我慢できない場合は麻酔クリームを使用する、または日焼けや乾燥といった出力を下げざるを得ない要因を避けることが、効果を出すために重要です。

毛抜きで自己処理している

脱毛期間中に毛抜きで自己処理をすることは、避けるべき行為です。

レーザー脱毛や光脱毛は、毛の黒い色素(メラニン)をターゲットにして熱を発生させます。
毛抜きで毛根ごと引き抜いてしまうと、レーザーが反応するターゲットがなくなり、その毛穴に対する脱毛効果が一切得られなくなります。
さらに、毛周期が乱れてしまい、次回の施術タイミングが合わなくなる可能性も。

毛穴を傷つけ、炎症や埋没毛(まいぼつもう)といった肌トラブルの原因にもなります。
脱毛期間中の自己処理は、必ず肌表面の毛だけを剃る電気シェーバーを使用してください。

日焼けしている

日焼けした肌も、脱毛効果を低下させる大きな原因です。
脱毛レーザーは毛の黒い色素だけでなく、肌のメラニン色素にも反応します。

日焼けした肌に照射すると、肌表面のメラニンにレーザーが過剰に反応し、火傷(やけど)のリスクが高くなります。
そのため、クリニックは安全を最優先し、照射出力を大幅に下げざるを得ません。
出力を下げれば毛根を破壊する力も弱まるため、脱毛効果が著しく低下します。

日焼けの程度によっては、施術自体を断られることもあります。
脱毛期間中は、日焼け止めや帽子などで紫外線対策を徹底することが、効率よく脱毛を進めるために不可欠です。

まとめ:髭脱毛の回数を理解して理想の肌を目指そう

髭脱毛で効果を実感できる回数は、目指すゴールや脱毛方法によって変わります。
もし「10回、15回通ってもなくならない」「費用が膨れ上がる」といった不安をお持ちなら、毛周期に合わない短い間隔での通院や、脱毛機の違いが原因かもしれません。

SK CLINICは、髭脱毛専門として最上位の脱毛機「GentleMax Pro」を使用し、毛周期に合わせた通院間隔で最大限の効果を目指します。
一度ご契約いただければ、脱毛完了まで無期限で追加料金ゼロ。
経験豊富な看護師が安全性を確保しつつ施術し、万が一の肌トラブルも医師が無償で対応します。

髭脱毛に特化しているため予約も取りやすく、恵比寿駅から徒歩3分、夜20時まで営業しており通いやすさも抜群です。
まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

中山 紗江

美容皮膚科、SK CLINIC院長
日本医学脱毛学会 医師会員

《プロフィール》

琉球大学医学部医学科卒業後、横浜市立大学附属病院勤務を経て、社会福祉法人で産業医および老健施設の施設長を兼務。
銀座の美容皮膚科クリニックの院長を経て、恵比寿にヒゲ脱毛、シミ取り等レーザー治療に特化した美容皮膚科SK CLINICを開設。現在SK CLINIC院長。

《経歴》

2012年 琉球大学医学部医学科学士編入学
2017年 琉球大学医学部医学科卒業
2017年 大和市立病院勤務
2018年 横浜市立大学附属病院勤務
2019年 銀座の美容皮膚科クリニック勤務
社会福祉法人 嘱託産業医勤務
老健施設 施設長兼務
2021年 SK CLINIC院長就任