シミ・そばかすの違い

2021年07月25日

「シミ」と「そばかす」。

一括りにまとめてしまいがちですが、この2つは別物で原因や症状の出やすい場所など…様々な視点で違う部分があります。

 

シミの中でも、種類が存在します。

 

■老人性色素班

加齢によって出現する一番多いシミとなります。

原因としては、紫外線のダメージの蓄積です。一般的に30代過ぎてから出現し始めます。

日焼けの程度によって、出現具合・出現時期が変わります。

 

■肝斑(かんぱん)

頬骨の上~目の下に多くできるシミで、左右対称に出現するのが大きな特徴です。

原因としては、更年期・妊娠などの女性ホルモンバランスの変化によって出現します。

 

■炎症後色素沈着

何かしらの刺激(火傷・日焼け・虫刺されなど)によって出現するシミです。

様々な理由で刺激・炎症によってメラニン色素が生成されてしまうのが原因です。

時間とともに自然的に治癒されることが多いですが、繰り返し起こすことで、跡になることもあります。

 

そばかすとは、スズメの卵のような斑点が特徴的で、顔・首・前腕に多く出現します。

原因としては、遺伝性が非常に強く、幼少期から出現し始め、思春期に強く出現すると言われています。

その後、症状は薄くなっていきますが、完全に消すには治療が不可欠です。

 

■シミ治療について

シミは種類や状態によって治療方法が異なるため、まずは診察を受けて、医師にその状態をよく見極めてもらうことが重要です。
加齢による老人性色素班の場合は、当院ではピコレーザー照射によって、メラニン色素を破壊し、1回でもご満足いくまで薄くすることが可能です。(※個人差があります。)

万が一、1回で取れない場合でも、1年コースご契約の場合は、コース期間中はご満足頂けるまで照射致します。

 

一方、肝斑の場合は、おもにトラネキサム酸などの内服薬による治療が行われます。

「肝斑はレーザー治療では難しいのか?」と思う人がいるかもしれませんが、経験が浅い医師による不適切なエネルギーのレーザーを当ててしまうと、メラノサイト(メラニン色素を作る細胞)が刺激されてかえってシミが悪化してしまうことがあります。

肝斑治療としてレーザー治療も行いますが、悪化するリスクがゼロではないので、一度医師と相談しながら治療法を選択することをお勧めします。

 

■そばかすの治療について

そばかす治療では、シミ治療同様にレーザー治療が一般的です。
当院では、ピコレーザーによる治療で深い層にもしっかり届くように治療を行います。

治療後は一時的にそばかすが濃くなりますが、1週間~10日間ほど経つと、薄くなっていきます。

治療直後に赤みの出ることがありますが、徐々に治まっていきます。全般的に言えることですが、治療後に紫外線を浴びると、症状が再発することがありますので注意が必要です。

 

シミもそばかすも当院の専門得意分野です。

ひとくくりにされやすいシミとそばかすですが、お伝えしたように、特徴が異なる点がたくさんあります。

シミと思っていたものが肝斑であったり、なかなか診断が難しい場合や治療に興味はあるけど痛みに不安など…

当院では、初診料・カウンセリング無料で、お気軽にご予約頂けます。

「目立つところにシミがある」、「思春期過ぎても、そばかすが薄くならず治療を検討している」という人は、一度、お気軽に当院に受診してみてください。

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