髭脱毛後にやってはいけないこととは？当日・期間中の注意点を解説

髭脱毛の施術を終え、きれいな肌になることを期待している方も多いでしょう。
しかし、施術直後の肌はデリケートな状態です。
アフターケアを誤ると、赤みや炎症、シミなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

本記事では、髭脱毛の「当日にしてはいけないこと」と「期間中に避けるべきこと」を、理由と共に解説します。
正しい知識を身につけ、リスクを避けることがきれいな肌への近道です。

ぜひ参考にして、安全で効果的な髭脱毛を進めてください。

髭脱毛の当日にしてはいけないこと

髭脱毛の施術当日は、肌がレーザーや光の熱によってダメージを受け、敏感になっています。
見た目には変化がなくても、肌の内部は軽い炎症を起こしている状態です。
この時期に不適切な行動を取ると、炎症を悪化させたり、回復を遅らせたりする原因となります。

ここでは、髭脱毛の当日にしてはいけないことを5つ紹介します。

• 湯船での入浴やサウナ
• 飲酒
• 激しい運動
• 施術前の日焼け止めの使用
• 肌への摩擦や刺激

詳しく見ていきましょう。

湯船での入浴やサウナ

髭脱毛の当日は、湯船での入浴やサウナ、岩盤浴などを避ける必要があります。
これらは体温を急激に上昇させ、血行を促進する行為です。

施術後の肌は、レーザーや光の熱が内部にこもっており、軽いやけどに近い状態です。
そこで体温をさらに上げてしまうと、肌内部の熱が放出されにくくなり、赤みやヒリヒリ感、かゆみといった炎症を悪化させる原因となります。

当日は入浴を避け、ぬるめのシャワーで汗を流す程度にしてください。
その際も、施術箇所を強く擦らないよう注意が必要です。

飲酒

髭脱毛の当日は、アルコールの摂取を控えてください。
多くのクリニックでは、施術の前後12時間程度は飲酒を禁止しています。
アルコールには血管を拡張させ、血行をよくする作用があるからです。

湯船への入浴と同様に、血行が促進されると体温が上昇し、施術による肌の赤みやかゆみ、炎症が強く出てしまう可能性があります。
また、アルコールを分解する際には体内の水分が使用されるため、肌が乾燥しやすくなります。
脱毛後の肌はただでさえ乾燥しやすい状態のため、飲酒はさらなる肌トラブルを招きかねません。

激しい運動

サッカーやランニング、筋力トレーニングなどの激しい運動も、髭脱毛当日は避けるべきです。
運動は体温を上昇させ、血行を促進するため、飲酒や入浴と同じく肌の炎症を悪化させるリスクがあります。

さらに注意したいのが「汗」です。
運動によって汗をかくと、汗に含まれる雑菌が、レーザーによってダメージを受けた毛穴に入り込みやすくなります。

これが、ニキビのような「毛嚢炎（もうのうえん）」という肌トラブルを引き起こす原因になることがあります。
当日は安静に過ごし、肌に熱がこもらないように心がけましょう。

施術前の日焼け止めの使用

髭脱毛の施術を受ける当日は、施術箇所に日焼け止めを塗ることを避けるのが基本です。
日焼け止めに含まれる成分が、脱毛機のレーザーや光に反応し、肌トラブルを引き起こす可能性があるためです。

成分が毛穴を塞ぐことで光が毛根まで届きにくくなり、脱毛効果が低下するおそれもあります。
もし日焼け止めを塗ってしまった場合は、施術前に必ずスタッフに相談してください。
クリニックやサロンによっては、専用のクレンジングで落とせば施術可能な場合もありますが、自己判断は禁物です。

肌への摩擦や刺激

施術当日の肌は、バリア機能が低下しておりデリケートです。
そのため、洗顔時にゴシゴシ擦ったり、タオルで強く拭いたりするなど、肌への摩擦や刺激は避けてください。

物理的な刺激は肌の炎症を悪化させるだけでなく、肌が防御反応としてメラニンを生成し、炎症後色素沈着と呼ばれるシミの原因になることもあります。
洗顔は低刺激の洗顔料を使い、たっぷりの泡で優しく洗いましょう。
ピーリングやスクラブ入りの洗顔料の使用も、肌を傷つけるため厳禁です。

髭脱毛の期間中に避けるべきこと

髭脱毛は1回で完了するものではなく、毛周期にあわせて何度も施術を繰り返さなければいけません。
施術当日だけでなく、脱毛に通っている期間中も、肌トラブルを防ぎ、脱毛効果を最大限に高めるために避けるべき行動があります。

ここでは、髭脱毛の期間中に「避けるべきこと」を5つ紹介します。

• 毛抜きでの自己処理
• 肌に負担の大きいカミソリでの自己処理
• 日焼け
• 肌への摩擦や刺激
• 予防接種

それぞれ見ていきましょう。

毛抜きでの自己処理

髭脱毛の期間中、「毛抜き」による自己処理はやめてください。
髭脱毛は、毛根にある黒いメラニン色素にレーザーを反応させて発毛組織を破壊する仕組みです。

毛抜きで毛を抜くと、レーザーが反応するターゲットである毛根ごと取り除いてしまいます。
その結果、次回の施術時にレーザーを照射しても毛根が存在しないため、脱毛効果が全く得られません。

無理に毛を引き抜く行為は毛穴や周辺の皮膚を傷つけ、雑菌が入ることで毛嚢炎や、皮膚の下で毛が埋もれる「埋没毛」の原因にもなります。

肌に負担の大きいカミソリでの自己処理

脱毛期間中は、毛抜きによる自己処理を避ける必要があるため、剃る方法が一般的です。
しかし、T字カミソリなど刃が直接肌に触れるタイプのカミソリは、肌への負担が大きいため推奨されません。

カミソリは毛と共に肌表面の角質も削り取ってしまい、肌のバリア機能を低下させます。
脱毛後の敏感な肌にカミソリを使用すると、刺激により肌荒れや乾燥などが生じやすくなります。
自己処理を行う際は、肌への負担がもっとも少ない「電気シェーバー」を使用してください。

日焼け

髭脱毛の期間中は、日焼け対策を徹底することが重要です。
日焼けした肌は、メラニン色素が過剰に生成された状態です。

髭脱毛のレーザーは黒いメラニンに反応するため、日焼けした肌に照射すると、毛だけでなく肌表面のメラニンにも反応してしまいます。
これにより、やけどのリスクが高くなるのが理由です。

安全のために施術時の出力を下げる必要があり、結果として脱毛効果が低下します。
ひどい日焼けの場合は、施術自体を断られることもあるため、日頃から日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。

肌への摩擦や刺激

脱毛を繰り返している肌は、少なからず熱によるダメージが蓄積しており、乾燥しやすく敏感になっています。

日常的にゴシゴシと強く洗顔したり、タオルで擦ったりする習慣があると、肌のバリア機能がさらに低下してしまいます。
この状態でレーザーを照射すると、赤みや炎症が出やすくなるでしょう。

継続的な摩擦は、肌を守ろうとする働きでメラニンが生成され、色素沈着やシミの原因にもなります。
日頃から肌を優しく扱うことを意識してください。

予防接種

髭脱毛の期間中は、予防接種のタイミングにも注意が必要です。
インフルエンザワクチンやその他の予防接種は、体内で免疫反応を引き起こすため、体調が不安定になることがあります。

予防接種の直後に脱毛の施術を受けると、赤みや腫れ、かゆみといった肌トラブルが通常よりも出やすくなる可能性も否定できません。
また、体調不良を感じやすくなることも考えられます。

安全に施術を受けるため、多くのクリニックでは予防接種の前後1週間程度は、脱毛の施術を避けるよう推奨しています。
スケジュールを調整する際は、クリニックに事前に相談しましょう。

まとめ：髭脱毛後にしていけないことを理解してきれいな肌を目指そう

髭脱毛を成功させるには、施術後の正しい過ごし方が不可欠です。
しかし、さまざまな不安から、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
SK CLINICは、そのようなお悩みに応える髭脱毛専門のクリニックです。

当院では、髭に特化した最新の医療脱毛機「GentleMax Pro」を使用し、経験豊富な看護師が高い技術で施術にあたるため、短期間で高い効果を実感していただけます。
また、脱毛が完了するまで追加料金なしで通える無期限コースをご用意しており、費用面でも安心です。
予約の取りやすさにも配慮しており、お仕事帰りにも通院可能です。
まずは一度、お気軽にご相談ください。